桑名 六華苑 舞楽会

「雅楽」を現代に伝える本格舞台です。

参宮の玄関「桑名」では、歴史を通じて、人々が雅楽を受け継いでいます。
古から伝わる桑名の大祭神事では、子供たちが主役で雅楽を奏で舞います。
多度雅楽会は、この伝統を大切にして現代に伝える舞台を演出しています。

国名勝庭園の舞台に左右の大太鼓を具えて、春秋の季節を楽しみましょう。

桑名における雅楽の伝統

・神仏習合史料「多度神宮寺伽藍縁起並資材帳(重文)」には「楽具」(楽器と装束)と記述され、少なくとも天平時代から雅楽の歴史が始まっています。
・多度大社の上げ馬神事とともに中世から続く桑名宗社の大祭神事では、童子が雅楽の笛に合わせて、太鼓を奏でます。
・江戸時代、「楽翁」松平定信に連なる桑名藩主が、雅楽を藩校の必修として楽器や装束を整えて、地域に広めました。
・明治維新の神宮祭祀創設にあたり、桑名の楽人が最初に奉仕するなど、交流の歴史があり、桑名八幡では例大祭に人長舞を奉納します。

最近の実績

雅楽には、管絃、舞楽、歌物と幅広い演目があります。
このうち、舞台や装束が希少な舞楽は、格式ある「舞楽会」を春秋に開催しています。
舞楽は、左方と右方の各20曲程度について、数年の周期で全般を上演してきました。
最近(令和2年現在)の演目と概要は、以下を参照ください。

春秋各2日間、日ごとに8演目程度(平舞4曲、童舞1曲、走舞2曲、管絃・神楽等1曲)を(雨天の場合、和館で上演可能な演目のみ)上演します。

公演記録

実績舞曲

式舞:振鉾三節
平舞:春鶯囀一具、萬秋楽、蘇合香一具、古鳥蘇、新鳥蘇、進走禿、退走禿
   萬歳楽、延喜楽、輪台・青海波一具、敷手、承和楽、仁和楽、
   春喜楽、白浜、春庭花、地久、賀殿、長保楽、五常楽一具、登殿楽、
   甘州、林歌、北庭楽、綾切、央宮楽、新蘇利古、裏頭楽
   桃李花、皇仁庭、打球楽、狛桙、埴破、胡徳楽、安摩・二の舞、蘇利古
童舞:迦陵頻、胡蝶、陵王、納曽利
走舞:陵王一具、納曽利、胡飲酒、還城楽(左右)、抜頭(左右)、蘇莫者
武舞:太平楽一具、陪臚、散手、貴徳
歌物:東遊一具、御神楽一具(人長舞)、久米舞、五節舞、豊栄舞、浦安舞
式曲:長慶子

多度雅楽会
多度雅楽会TOP
多度雅楽会TOPページです
出張演奏依頼
雅楽演奏の依頼はこちらへ
入会案内
多度雅楽会ご入会の御案内
∇ 桑名 六華苑 舞楽会
桑名教室
多度雅楽育成会
多度雅楽庵
活動報告
多度雅楽会の活動について
東京奏楽所
深川での稽古場所について
東京雅楽会
渋谷での稽古場所について
多度観光
多度のよいところの御紹介
館主紹介
多度雅楽会代表の御紹介
多度雅楽会 関連リンク
雅楽協議会
「雅楽だより」 購読について
雅楽振興会
− 雅楽を広めるために −
雅楽振興会ブログ
譲渡用装束や楽器の紹介
会員広報 (ブログ)
会員広報 (ブログ)へ
メルマガ登録
メールアドレスを入力すると
メルマガ配信登録できます。